伝紋ワークショップ

講座紹介

伝紋ワークショップ

クライアントとデザイナーが出会って、「伝紋」を作る伝紋ワークショップ(伝紋ws)という講座プロジェクトがあります。

伝紋って何?

今の自分を伝えるための「伝紋」

「今の自分」を自分で確認して、さりげなく周囲に伝えるには?「伝紋」はそんな思いから生まれました。「今の自分」について、伝版で整理して人々の前で話す。こういうコミュニケーションも大切だけれど、もっとパーソナルなコミュニケーションがあってもいい・・・。さらに、「伝版」はみんなが使えるものだけれど、「自分のためだけの伝版」を発展させて、「今の自分を伝えるための版」があったらどうでしょうか?今の自分を「自分自身で認める」と同時に、「他人にさりげなく伝える」ことのできる「版」。それは、おしるしとか、「紋」みたいなもので、たとえて言えば「自分の分身」。このような考えから「今の自分を伝えるための版=伝紋」は生まれました。

大切なのは、「今の自分」というところ。

みんなで使う伝版は普遍的なものですが、「伝紋」は自分の成長や変化とともに、脱ぎ捨てることができます。伝紋は、それを守ることも、脱ぎ捨てることも、どちらのありように対しても平等に寛容です。伝紋が変わる、ということは、自分が変わった、ということでもあり、脱ぎ捨てられた伝紋は自分の変化の歴史になります。

今の自分と、変化した自分、どちらも認める、そういうものを皆さんにご提供すると、自分だけでなく周りに居る人々も大切にしつつ、お互いの良さを認め合い、人生の時間を豊かに過ごすことにつながるのではないかと思います。

伝紋は、「今の自分」に関する3つの視点をデザイナーと話し合って作られます。
3つの視点とは、「今の自分」の、

  • ①「好きなこと」
  • ②「大切にしたいこと」
  • ③「挑戦したいこと」

上記3つの要素について、伝紋ワークショップの中で、デザイナーと話し合い、伝紋を作り上げていきます。伝紋をあしらった名刺などを作成して、自己紹介してもいいし、何かに印刷して、身の回りにつけているだけでもいい。誰にも見せずに、自分だけそっと持っていてもいいのです。今の自分を語る、世界でひとつだけの大切なものです。

楽伝は、自分だけの伝版=「伝紋」の自由な使い方で、自分を発信することをサポートします。

伝紋ワークショップ関連のプロジェクトについて

伝紋ワークショップという場を活かしてデザイナーのコミュニケーション能力とクリエイティビティ能力を相互に高めるトレーニングプログラム「伝鍛塾」があります。 「伝紋」関連のプロジェクト(伝紋ワークショップおよび伝鍛塾)についてご興味のある方は、info@rakuden.or.jpまでお問い合わせください。

<伝紋の例>

楽伝 理事長 西道広美 の伝紋の紹介

西道広美の伝紋の紹介

上記の3つをマークにしていただきました。担当したデザイナーによると、早口の西道と話していて、林檎が高速回転しているイメージがあったそうです。そして、ニュートンが林檎の落下する様子を見て万有引力の法則をひらめいたという逸話から、対象に対する集中と、好奇心、新しいものを生み出す力と林檎のモチーフが結びついたそうです。